眠りたいのに眠れないのは本当につらいものです。不眠になると免疫力も落ちますし、身体の疲れもとれず、集中力もなくなるなど様々な症状を引き起こします。

寝つきは良いがすぐ目覚めるのはうつ病、寝つきが悪いのは高血圧や動脈硬化といわれます。また年をとると朝早く目が覚めます。

眠りは内臓と深く関係しています。東洋医学では、寝つきが悪いのは脾臓(治療ツボは太白)、眠りが浅いのは肝臓(太衝)、朝早く目が覚めるのは腎臓(太谿)の不調といわれます。身体が硬くなっても眠りは浅くなります。指圧や整体で、筋肉や関節をほぐすと精神の緊張もとれて眠りやすくなります。特に屈筋を伸ばすとよく眠れるので、脚の後ろの筋肉(大脚二等筋、腓腹筋など)を伸展させるのは効果的です。あと足の裏のかかとの中央の失眠穴や耳の後ろの安眠穴や手首の神門穴の刺激もいいのですが、まずは五臓六腑のバランスを整え、骨格を調整し、筋肉をほぐすことです。

玉ねぎを刻んで枕元に置くとか、ミントなどのハーブ茶を飲むとか、ラベンダーとかマージョラムなどのアロマの香りやマッサージもいいと思います。

一般治療 6,000円
初診料 2,000円