膀胱炎はこじらせてしまうと手こずります。水分を多くとって細菌を洗い流すようすすめられますが、水分のとりすぎは体を冷やし免疫力を弱めてしまいます。鍼灸では膀胱炎の一番の原因は冷えと見ているので、まず冷えをなくし体力(免疫力)をつけることが大切です。

果物や生野菜も体を冷やします。なるべく体を温める玉ねぎ、人参、生姜や温めた食材をとるようにしましょう。砂糖やもち米は粘膜を弱くするので控えたいものです。
自宅療法としては仙骨部分を手の平でこすったり、使い捨てカイロで温めます。またお灸が有効なので、千年灸などで湧泉、大谿、三陰交、中極を刺激するといいです。

アロマのエッセンシャルオイルのサンダルウッドで仙骨部分や下腹部をマッサージするとか、ジュニパーをコップに1〜2滴入れて1日に2回飲むとかお勧めです。

治療院ではまず冷え性の治療と仙骨部分への鍼、腎兪、脾兪、太白、中封などのツボを使って治療をします。