脱力出来ない人が増えている。

■2019/11/28 脱力出来ない人が増えている。

治療をしていてよく思うのですが、力を抜いてだらんとしてください。と言ってすぐ脱力出来る人は10人に一人もいません。例えば腕を持ち上げて力を抜いてくださいと言いますと、はいといい返事が返ってきます。しかし持ち上げていた手を放しても、腕は宙に浮いたままストンと落ちてきません。本人は力を抜いているつもりでも全く脱力出来ていないのです。とゆうか脱力の仕方がわからないといった方がいいのかもしれません。腕も首も肩も脚もどこも上手に力を抜くことが出来ないのです。60歳を超えるとほとんどそうなるのですが、最近は若い人にも増えています。こうゆう人は眠っていてもどこかに力がはいっていて深い睡眠が取れていないと思います。また昼間でも無駄に筋肉が使われていて疲労が蓄積するとおもいます。たいしたこともしていないのにやたらと疲れるとゆう人は、こうした脱力ができない人だと思います。力を抜いてください、は本当にむつかしいようです。力を抜く1つの方法は、自己暗示です。右の腕の力が抜けていく、左の腕の力も抜けていく、右脚の力も・・・・と全身一つ一つ部位ごとに力を抜いていく方法です。もう1つはボディビルダーがグッと筋肉を誇示するように全身に力を込めて緊張させて,一気にスッと力を抜く方法です。こうして脱力の感覚がわかってくると、仕事や学業面でも良い効果が出てくるのではないかとおもいます。

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